特徴的な科目

フォルメン線描

曲線や直線からなる幾何学的な図形を、教室の床の上を歩いて描いたり、空中に描いたりノートに描いたりします。これらの動きを通して形に対する内的な感覚を育て、子どもの成長を助けます。それは、1年生が文字を学ぶ前の導入でもあり、のちの5年生のフリーハンド幾何学や、6年生の幾何学の学びの基にもなります。


水彩画

水で濡らした特別な紙に、水で溶いた絵の具で描きます。子どもたちは、色と親しみ、色の世界に浸り、それぞれの色の質を体験することから始め、成長にともなって徐々に外界の事物やエポック授業に関連したものを描いていきます。
水彩画の授業では、子どもたちが自然と静かになっていきます。その体験は、子どもたちの内にも静けさをもたらします。


オイリュトミー

シュタイナー教育に特有の科目である、オイリュトミーは、言葉や音楽の響きを身体や空間の動きとしてあらわします。
全学年を通じて行われ、子どもの魂の成長過程にふさわしい質の動きをすることで、自分と他人、自分と世界との関わりを深く体験し、社会性・協調性が育まれ、物事の本質をとらえる力が養われます。

手仕事

手仕事では、天然素材に触れることから始め、編み物・縫い物・刺しゅうなどを行います。手先を器用に動かせるようになることは、柔軟な思考の土台づくりを助けます。笛入れ・色鉛筆入れ・靴下など、自分や身近な人の生活に役立つものを、用途に応じた形・相応しいデザインでつくりあげていきます。


外国語

子どもたちは他の国の言語を学ぶことで、自分とは違う存在を受け入れる窓をつくっていきます。学園では一年生から週二時間の英語の授業があります。


彫塑

粘土・木材などの素材の質の違いを感じながら、自分の意図する形に作り上げるプロセスの体験と、空間を把握する能力を養います。また道具の扱い方を通して自分の身体をコントロールし、協働させて使うことを学びます。


音楽 アンサンブル

アンサンブルの授業では、学年をまたいで弦楽合奏をします。3、4年生から弦楽器のレッスンを始めます。チェロ、バイオリン、ライアーの中から、その子にふさわしい楽器を担任が音楽の教員と共に考え選びます。

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