シュタイナー教育の特色

芸術としての教育

あらゆる授業が詩、歌、音、リズム、色彩に満ち、子どもの感覚を通して内面に響きます。
心がいきいきと動きだす喜びとともに学び、学ぶ喜びを栄養として、子どもは成長していきます。
人間について、自然の法則について、知識や情報として記憶するのではなく、自分自身の感情と結びついた体験として自分のものにしていくのです。
シュタイナーは人間の成長を7年周期でとらえ、7歳から14歳の間に感情を豊かに育むことが、思考力、判断力を育て、自己を確立していく基礎になるとしています。自分と世界とのつながりをさまざまに築いていくなかで、自己を見出し、この世界の中で自分の生きる道を選びとっていきます。
学びを感動を伴う体験とすること、7年周期で生涯を見通して総合的な働きかけを行うこと、その方法を教師自らが創りだしていくこと、このような意味で、シュタイナーは「教育は芸術であるべきだ」と述べています。


エポック授業

毎朝105分間のエポック授業で、国語、算数、理科、社会などから一つの教科を、3~4週間かけてじっくり学びます。詩や歌、体を動かすことから始まるエポック授業は、一定の期間集中して学ぶことで、子どもたちの中に深く浸透していきます。
エポック授業を中心に、教科間、学年間の学びも有機的につながっています。たとえば分数のエポックが始まると、それに連携して、オイリュトミーでリズムを分割する動きをしたり、音楽で四分音符や二分音符を学んだり、練習の時間に分数計算の反復練習をしたりします。


専科授業

1年生から外国語、手仕事、音楽、オイリュトミーなど特色ある専科を、専門の教員から学びます。学年が進むと、弦楽器、書道、彫塑、園芸なども加わります。



自分でつくる教科書

教科書はなく、子どもたち一人ひとりが描いたノートが世界に1つの教科書となります。



体験をとおして学ぶ

家づくり、米づくり、劇などのさまざまな体験は、ふさわしい時期に行うことで、子どもの内面の成長を助けます。



文章と詩による通信簿

テストや点数による評価はなく、学年の終わりに、その子の1年の成長を記した文章での通信簿が渡されます。子どもには、その子の成長を願う詩が一人ひとりに贈られます。


8年間クラス担任制

シュタイナー学校では、1年生から8年生まで同じ担任が受け持ちます。先生を心から信頼して仰ぎ見る1年生から、客観的・批判的に見たり、反抗したりする時期を経て、クラスとして成長していくプロセスすべてに担任が立ち会い、わかちあい、ともに歩みます。

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