よくあるご質問

 

Q1 少人数だそうですが、子どもの社会性に心配はありませんか?

少ない人数だからこそ、友だちと衝突しても逃げることなく課題に向かっていき、よりよい関係へと進む道を探します。
シュタイナー学校では、一つのクラスが同じ仲間でずっともち上がります。子どもたちは、長い時間を密に過ごすことで、互いを尊重し合い、喜びを分かち合っています。子どもたちも成長しつつ新しい関係を日々つくっています。
 

Q2 テストがないそうですが、学力はどのように確かめるのですか?

テストをして、その点数で評価をすることはありません。テストをしなくても、教師は日常的に子どもたちの学びの理解度を把握しています。子どもたちはテストがなくても、学ぶこと自体に楽しみを見出して生き生きと学んでいます。
学年が上がると、プリントで算数の練習問題や漢字の書き取り練習などにも取り組んでいき、子どもたちも自分の学びの理解度を確認します。

 

Q3 担任が8年間変わらないことは、子どもにとってよいことなのでしょうか?

1人の担任が1年生から持ち上がることで、子どもと深い関係を築いていきます。その中で担任は、長い目で子どもの成長を見通した働きかけをすることができます。
また、1年生からオイリュトミーや手仕事などの専科授業があり、さまざまな専科教員たちも子どもの成長を担任とともに支えます。担任と専科教員は、お互いの授業での子どもの様子をを共有しながら、一人ひとりの子どもへの理解を深め、協力して働きかけています。
 

Q4 授業見学や体験入学はできますか?

子どもたちへの影響を考慮し、原則として、授業見学や体験入学は実施しておりません。年に2回に保護者の方に向けた入学説明会の中でエポック授業や専科授業など学園での学びを一部体験して頂けます。
また、学園公開行事はどなたでもご参加いただけます。
 

Q5 特別なサポートの必要な子どもを受け入れていますか?

現在のところ、残念ながら特別なサポートができる体制は整っておりません。
 

Q6 特定の宗教に基づいた学校ですか?

シュタイナー教育は特定の宗教に基づいているわけではありません。シュタイナー教育では、子どもたちの内に、目に見えない大いなる存在に対する畏敬の念を育むことを大切に考えています。
そのため、子どもたちの唱える詩に「神様」という言葉が出てくることがありますが、その神様は特定の宗教の神様ではありません。氏神様にお参りしたり、学年によってはキリスト教の聖人伝説や仏教の伝承を教材としてとりあげることもありますが、特定の宗教の教義について教えたり、シュタイナーの思想や世界観を教えたりすることはありません。
 

Q7 給食はありますか?

給食ではなく、お弁当を持参します。エポック授業のあとには、おにぎりや果物などを食べる時間があり、毎日お弁当と合わせて持ってきます。
七夕・お月見など季節のお祝いのときや、調理実習で、みんなで一緒につくることもあります。
 

Q8 学籍はどうなっていますか?

当学園は学校法人ではないため、現状の法制度では義務教育期間中の学籍は、子どもたちそれぞれの居住学区の公立学校にあります。
そのため、保護者には、入学が決まった後で在籍校に連絡するようお願いしています。その後も、在籍校によっては毎学期末など定期的に子どもの様子を報告しています。

 

Q9 帰国児童・生徒の受け入れはありますか?

愛知シュタイナー学園では、シュタイナー学校間の転校に限り、帰国児童・生徒の受け入れが可能です。
これまでにも、アメリカやタイからの帰国児童・生徒を受け入れています
一般的なインターナショナルスクールのような英語を基本とした授業ではなく、日本語での授業となりますので、ある程度の日本語の会話力が必要です。
なお、実際の受け入れ可否は面談等によります。