愛知シュタイナー学園とは
愛知シュタイナー学園は全日制シュタイナー学校の設立を望む保護者や教師の集まりから生まれました。
当学園は、シュタイナー教育のカリキュラムに基づいた学校教育を行っている東海で唯一の全日制シュタイナー学校です。
日本シュタイナー学校協会の設立に参加し、正会員校7校の内の1つとなっています。
2020年に新校舎が完成し、全12学年の児童・生徒がともに学べる環境が整いました。
運営について
愛知シュタイナー学園は、子どもたちの健全な育成を願う市民活動として、NPO 法人(特定非営利活動法人)が運営をしています。
保護者・教員・支援者が法人会員となり、日々の運営や事務、将来計画までのすべてを、協力して行っています。
校長や特定の経営者はいません。教師と保護者で共に運営しています。
また、当学園では保護者と教員が集う「全体会」(月一回)が、重要な決定を行なっており、この全体会への参加は必須となっています。日常の運営については、保護者が様々な活動を分担しています。
父母の会
父母の会は、学童保育の立ち上げ後、保護者がより主体的に学園の運営に参画し、学童保育をはじめとしたその他さまざまな取り組みを幅広く支援していくために設立されました。例えば、学童保育や全体会託児、春休みの教室づくり・大掃除・畑の草取りといった環境整備・美化活動、授業や行事のサポート、広報・渉外活動、ファミリーデイ(新入学家庭歓迎 行事)・学園説明会・学園公開行事といった保護者主催行事の企画・運営などをしています。円滑な運営が継続できるよう、各家庭や学年、または保護者ごとに役割を担い合うとともに、各家庭からの会費によって活動を行っています。
子どもを囲む大人の役割
私たちは、子どもの学びの質を維持することを最優先に運営しています。そのために、子どもが学ぶための環境を、大人が主体的につくり、整えていく必要があります。また、子どもは大人がさまざまな活動の中で、互いを認め合いながら学んでゆく姿を見ています。シュタイナー教育は、大人たち(教師と保護者)が、子どもを囲んで手を取り合い、時にはぶつかりながらも、それぞれの力を尽くして場をつくりあげる営みであると考えています。